140字小説一覧|夢
*3月|2015年4月|6月#
岩城清次強化月間(エボ4)
日替わりお題:清次お相手,固定"夢主"
↑new.↓old.
今日AW居てさ、オーナーさんと色々話したの。食事誘われたんだけど時間なくて「ナンパじゃねえか」んなわけないでしょ、おじいちゃんよ「男なんていくつになっても変わんねー」清次心配しすぎ。私がそんなモテると思ってる?「オレは何なんだよ」わりと特殊?…ちょっと、そんな笑わないで!
#Dカレ 岩城清次 (2015.04.11)
過熱は止まる所を知らないようだ。あつい、零れた呟きは彼の耳へ届く。「温度下げるか」『いい。汗かいてるから冷えちゃう』掠れた声で答えると苦笑が返された。「枯れてんな」『誰のせいよ』「悪かったって。おまえがあんまりイイ声で啼くもんだから、つい」向けた背中に唇が触れる。『…ばかせーじ』
【4/10のお題】ヒートアップ 岩城清次 (2015.04.10)
クルマしりとり!「は?」会社とか車種とか部品とか何でも。じゃあ私から。えーと…三菱「シトロエン」…乗り気じゃなかった?「シュペールマルタン」また最後"ん"じゃない「シビリアン、シャンソン、シュビムワーゲン」何それ清次ずるい「うるせえな、降ろすぞ」そんな気ないくせに嘘つき
#Dカレ 岩城清次 (2015.04.10)
自分の好きなタイプは一貫してると思ってた。『不思議な事ってあるのねえ』ランエボが並ぶ明智平駐車場。愛車の傍で彼が振り向いた。「何だ」『清次みたいな男は苦手だった筈なんだけど』「食わず嫌いじゃねえの」『結果的にはそうかな』ぐいと肩を抱き寄せられ俯く。『…公衆の面前ですよ』「帰るぞ」
【4/9のお題】好き嫌い 岩城清次 (2015.04.09)
タイヤって何でこんなに高いのよ…「俳句か」季語が無いから川柳?「どうでもいい。で、幾らになるんだ」見積来たの「純正ならまァそんなもんだろ」これだけあったら服とか靴とか鞄とか色々買えちゃうね…「何か欲しい物でもあんのか」そういうつもりで言ったんじゃないから!勘違いしないで!
#Dカレ 岩城清次 (2015.04.08)
フルフェイスマスク、グローブ、迷彩服。人数合わせで急遽"サバゲー"に呼ばれた。広大なフィールドに立つ清次が溜息を吐くと『似合うね。行こっか』電動ガンを担いだ彼女が笑う。「初心者があんな短い講習で大丈夫か」『平気平気。回数こなせば慣れるって』「すげー不安」『私は狙うから覚悟してよ』
【4/7のお題】狙い打ち 岩城清次 (2015.04.07)
約束の場所。恋人の傍から女性が立ち去るのを見て駆け寄る足が止まった。『待った?』「いや」『素敵なマダムと話してたね』「見てたのか。オレ、死んだ旦那に似てるってよ」『…そう』「礼言われたってどうすりゃいいんだろうな」『いいんじゃない別にそのままで』並んで歩き始めた速度はアダージョ。
【4/6のお題】急ぎ足 岩城清次 (2015.04.06)
自分自"心"気付いていなかった。恋愛から遠ざかり誰かを〈好き〉になる事、鈍く臆病になっていたせいかもしれない。あのまま気付かずにいたらきっと今の私とは違う人生を歩んでいただろう。そう考えるのは大袈裟かな。隣でぐっすり眠る清次のこめかみへ手を伸ばすと、きれいな黒髪が指先をくすぐる。
【4/5のお題】あの頃は、まだ 岩城清次 (2015.04.05)
★140字以上のためこちらに掲載。
#深夜の真剣文字書き60分一本勝負:糖分補給はいかが? 岩城清次 (2015.04.05)
「入浴剤、本格的だな」温泉に近いね「…白すぎんだよ。湯の中なんも見えねえ」タオル外してあげたんだから文句言わない「これじゃ意味ねえだろ…おまえ、カラダ洗ってる間も頑なに見せねーしよ」お風呂場の照明にも調光機能があるといいのにねえ「ラブホか」どっか泊まりで遠出しようよ「ああ」
#1夢:一緒にお風呂。(3/3) 岩城清次 (2015.04.05)
「タオル外していいか」だめ「見ねえって」見るつもりなくても視界に入るでしょ「何の為に一緒に入ってんだよ」こうして洗ってあげてるんだから黙ってて。間違えて私のシャンプー使っちゃったけど「…女の匂いがすると思ったら…」結構高いんだから。置いてるの勝手に使わないでよ?「ハイハイ」
#1夢:一緒にお風呂。(2/3) 岩城清次 (2015.04.05)
入る?「は!?」…だから、お風呂。一緒に入る?「…何か企んでんな」なんで「おまえからンな事言わねーだろ」気が向いただけ。嫌ならいい、一人で「待て!お願いします!」…そんなに?「嬉しいに決まってんだろ!」そう…「絶対断られると思ったから誘わなかったけどよ、次からは一緒だぞ!」
#1夢:一緒にお風呂。(1/3) 岩城清次 (2015.04.05)
『清次君』名を呼ばれるだけで嬉しかったあの頃。冷静なフリは気付かれていた。『私の事好きかなって。嬉しかった』同じ時間を共有し今が在る。遠慮は随分減ってきた。「懐いてる、て解釈でいいんだよな」隣で恋人が首を傾げる。『野良猫でも手懐けたの』「まあな」頭を撫でると喜ぶからオレも嬉しい。
【4/4のお題】ういういしい 岩城清次 (2015.04.04)
『清次』「なんだ」『き、』「木?」『…昨日…ファミマで京一君に会ったの、言ったっけ』「いや」『そっか。えと、元気だった』「へえ。そりゃよかったな」『…うん』「さっき何か言いかけなかったか」『なんでもない』「ふーん」エイプリルフール、他愛無い嘘でも〈嫌い〉は言いたくなくて。
#Dカレ 岩城清次 (2015.04.04)
「なんで泣いてんだ」暗い寝室。清次が驚きと懸念を滲ませた。私は目元に触れ自分が涙している事に気付く。「どっか痛いか」『大丈夫。鼻水みたいなもんだから気にしないで』乱暴に拭う右手が掴まれた。「擦んな」『ちょっと泣いただけで心配?』「好きな女が泣いてたら、心配するに決まってる」
#1夢:涙の意味 岩城清次 (2015.04.04)
顔は怖いくせに子供みたいに笑うなんてずるい。本人さえ気付かないうちに仕掛けた〈罠〉に私は呆気なく落ちたみたいだ。キッチンの清次が居室の私を振り向き「なんだよ」と舌を打つ。『…何が』「見られてっと落ち着かねえ」『見てないよ。気のせいじゃない?』「ウソつけ。おまえの視線はわかんだよ」
【4/3のお題】巧妙な罠 岩城清次 (2015.04.03)
世の中に二つと存在しない試作パーツ。市販化目前ユーザーテスト、何故自分が選ばれたか。サーキットでメーカー社員から声を掛けられ驚いた。『詳しくないのに…いいのかな』「そーいう"感覚"みたいなもんが必要なんじゃねえの。いい機会だ、挑戦してみろよ」私は清次に背中を押してほしかったんだ。
【4/2のお題】試作 岩城清次 (2015.04.02)
休憩室の週刊誌、ページをめくると雑に開かれた袋綴じが指に引っ掛かる。…セクシーな女性。「お疲れ様です」声と共に入ってきた恋人は目敏い。私の手から雑誌を取り上げる彼には焦りが見えた。『酒井の?』「違います」『あっいや別に、見るのなんて普通だから』「俺はあなたしか見てません」
#Dカレ 酒井 (2015.04.02)
「まだ居たのか」86大丈夫でしたか?「…いや、エンジンがな」そうですか…「もう遅いから帰れ」社長は「これから作業だ」休んでください、徹夜なんかダメですよ「これくらいやらないとウチは回んねえんだ」経理の私に嘘つきますか「…そうだな。心配無用、ちゃんと寝るよ。また明日頼むな」
#Dカレ 鈴木政志 (2015.04.01)
『週末どうする』艶っぽい誘いではなく泥臭い走行会。「やめとく。今体調が…」『ハラでも痛いのか』「清次。デリカシーって知ってる?」彼に言葉の〈裏〉を読んで貰おうとした私がバカだった。『今更気ぃ遣うよーな関係じゃねえだろ』携帯の向うで年下の恋人が呆れた。彼の様子は手に取るように判る。
【4/1のお題】裏を読む 岩城清次 (2015.04.01)
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